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身分証明としてのクレジットカード

運転免許証を取得するときやまたその更新のときには写真を撮りますが、「あごを引いて、はい」パシャ!と係りの人は簡単に撮ってしまいます。が、これを唯一の身分証明書とする方は、見栄えのよい写真をと必死です(私のことですが・笑)。

身分証明書として健康保険証などの提示もありますが、これはある意味プライバシーとなりますのであまり見せたくない気持ちがします。クレジットカードもまた違った意味での身分証明と考えることが出来ます。

カードを使える身分であることを証明する、ということでしょうか。カードの利用者(カードホルダー)は国内であろうと海外であろうと、見ず知らずのお店に対して、現金と同様の支払いが出来る身分(ID)です。

お店の人がカードホルダーを信用審査したのではくカード会社がカードを発行していることを信用したとはいえ、それを使えるその所持人の身分を信用したことにもなりえます。

クレジット カード 会社の責務(信用調査)

信用という言葉を辞書で引くと、「確かだと思って疑わないことと」とあります。クレジットカードは、お金に換わるものとして決済に使われるシステムですから、ショッピングにしてもキャッシングにしても、その決済が完全に終了しなければ、収益を上げていくことは出来ません。

利用客はお客様ではありますが、決済を完全に出来る人物で無ければ、信用をしてしまうわけにはいかないことになります。銀行からお金を借りるときは、担保になる物件を出さなければ借りることは出来ません。

ローンでマンションを買えば、ローンが完済されるまで、マンションは担保物件という存在です。民間の銀行といわれる質屋さんでも、着物なりダイヤモンドなりを持っていかないことには、一円の借り入れも出来ません。

クレジットカード会社は、現金の換わりに使われながら、担保の物件は何も取っていません。目に見えない信用、「確かだと思って疑わないこと」一本で、カードを発行しています。

それでは、どのように信用をしてカードを発行しているのでしょうか。一番いいのは、一人ひとりに面談をして、資産状況や給料の状況、または会社であれば、利益の状況を聞き取ることですが、そうやって処理できるのは、少ない人数に限られます。

利用者が少なければ、そこから利益を得なければなりませんので、貸付の単価が高くなります。そうなると逆に、利用者は貸付の単価が高くなるので、クレジットカードを利用することが出来ません。

出来るだけ多くの顧客を持つことを条件として、また顧客としての利用者的立場で、クレジットカードを使いやすくしなければなりません。金利をなるべく低くしながら、信用調査に重点をおきながら、クレジット会社としてはバランスのよいところで業務を行っていくという、責務を担っていることになります。

クレジットカードガイド(ハウスカードとは)

クレジットカードは、カード会社、クレジットを発行する会社、そして利用者と、三者で成り立っているとこれまで見てきました。そしてクレジットカードの中には「ハウスカード」と呼ばれるものがあることも、見てきました。

すなわちハウスカードとは、「商品の販売店や、サービスをする提供業者が発行するもので、発行するその会社でしか利用できないカードのこと」でしたね。

このハウスカードは、会社で発行した、会社のためのクレジットカードになるわけですから、会社の販売促進強化に、偉大な力を発揮することになります。販売促進のためには、法律の範囲内で得点をつけたり、割引をしたりも自由にできます。

ハウスカードを持った利用者もまた、他の店に流れることなく、その会社で日常的に買い物をしていきます。また利用者からは見えませんが、ハウスカードの発行をしていると会社側に、顧客情報を溜めていくことが出来ます。

これは単に、クレジットカードの加盟店になっているだけでは得られないものです。ハウスカード発行の、もう一つの大きなメリットとなります。会社で発行するハウスカードは、買い物のときはレジを通過します。

レジはコンピュータの端末ですから、商品の管理が出来ます。売れ筋、色、サイズ、在庫の管理、販売数量の管理などを素早くして、さらに販売に生かしていくことが出来ます。

また、現金販売では絶対に分析することが出来ない、カード特有の情報も、ハウスカードでは詳しく得ることが出来ます。ハウスカードで買われた顧客の情報を分析して、買い物客の性別や年齢を管理して、販売品物の方向性を検討することが出来ます。

近所のデパートでは、色が黒い地味なものしか売っていないのでしたら、「その地域のその商店には、若い人は買い物に出向かないのだ」、ということも、逆に言えばわかるわけです。

過去の買い物の情報を蓄積して、それを、利用者にダイレクトメールで送ることも、会社にとっては大きなメリットとなります。スーツを新調した、赤ちゃん用品を購入したなどの実績から、それにあったダイレクトメールを送り、無駄の無い、販売促進活動が出来ることとなります。

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